活用提案
優れた流動特性
下表の通り、テナック™-C FF520は、POMの優れた機械特性を維持しつつ非常に高い流動性を有しており、PIMのバインダーとして用いることで成形性の改善に貢献します。薄物や小物の成形、多数個取りの成形にも効果的です。
ポリアセタール (POM)樹脂 は、POM自体の高い強度並びに酸や熱によって残渣なく分解される特長から、粉末射出成形 (PIM) 技術において、バインダーを構成する樹脂として用いられています。
旭化成のPOM樹脂 テナック™-C FF520は、POMの優れた機械特性を維持しつつ非常に高い流動性を付与した、粉末射出成形(PIM)のバインダー樹脂用のポリアセタールコポリマーです。
下表の通り、テナック™-C FF520は、POMの優れた機械特性を維持しつつ非常に高い流動性を有しており、PIMのバインダーとして用いることで成形性の改善に貢献します。薄物や小物の成形、多数個取りの成形にも効果的です。
POMは、酸・加熱による処理でモノマー単位まで分解除去が可能なので、PIMの脱脂時に残渣がありません。
これにより、割れ・膨れなく密度の高い焼結品を得ることができます。
Powder Injection Molding(PIM)とは、金属又はセラミック粉末を射出成形することで小型、高精度の金属・セラミック部品を製造する方法。
具体的には金属粉又はセラミック粉とバインダーとを混錬・ペレタイズしたフィードストックを射出成形し、脱脂・焼結にてバインダーを除去し、精密形状の金属・セラミック部品を得る。
当社製品を用いたバインダーを金属又はセラミック粉末との混練に用いることで、既存のフィードストックよりも下記点に優れる
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