技術情報
振動解析詳細
共振・騒音対策への活用
振動特性(固有振動数や振動の大きさ)を得ることで、共振・騒音対策へ繋げることができます。
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樹脂(ガラス繊維強化材)を用いた場合には、共振・騒音対策として、以下の方法が考えられます。
①固有振動数を使用範囲外の周波数にする
②振動増幅を抑える
ガラス繊維配向の検討やリブの追加・リブの厚みの変更によって、固有振動数を製品使用時の周波数帯から外すことが可能です(図4①)。 また、金属からの置き換えの場合、樹脂の粘弾性特性により制振効果が大きくなります(図4②)。
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